2015年08月17日

親知らずの抜歯〜グラン・フィナーレ

そんなわけで手術の日がやってきた。
予約は12時だけど、15分前には来るようにとのこと、バスだとイマイチ時間はつかめないが、まぁ30分もあれば間に合うじゃないかな〜とネットでバスの時刻表を調べて、ついでに「バスの乗り方」ボタンもついクリックしてしまった。
なんせかれこれ5年は公共交通機関を利用してないんであるww

石山通りはなんとなく混んではいたが、スムーズに進んで、時間通りに病院に着いた。
しばらく待合室で待たされて、麻酔をするので身長と体重を聞かれたけど、命に関わるかもしれないからサバ読みは止めて正直に答えた。その先歯科衛生士さんがこれをどう受け取るかはその人の判断(キリッ
そうして準備が整って通された。

手術室というほど大げさなものではなかったけど、他の診察台とは別の一角に、通常の診察台よりはベッドみたいな台が1つ。そういえば10日前診てもらったとき、誰かがそこで手術受けていたなぁ。そこに横になって、ひざかけかけてもらって、心電図だか脈を診るパッドをぺたぺた貼られて、左腕には血圧計、右腕には点滴。左親指に洗濯ばさみパッチンでモニターにつながれた。これまで人の手術には何度も立ち会ってきたけど、自分自身はこんなの初めてなんである…間違って死んじゃったらどうしよう。部屋片付けてこなかった…じわわんと緊張感が高まっていたところに、先生登場。

「こんにちは〜じゃあ始めますね〜。麻酔入れたら腕がピリピリするかもしれないですけど、だいじょぶですよ〜」と言われる間もなく、「あ、ほんとだ、ちょっと痛い」と感じ、ついで「むむ、なんか頭が重い」…

(以下空白)



せっかく12年越しのグラン・フィナーレなのに、全く記憶がないのよね〜(;´∀`)
ふとあたりのざわざわっという音やモニターのポコンポコンという音が聞えてきて、目を開けたらみんなで後片付けしてて、先生もいなかった。何があったんだろう?なんて思って、右の奥歯にじわじわと鈍痛を感じてきて、あー手術してたのか…とぼんやり。
右手に壁時計があって、確か始める前は12時15分くらいだったけど、ちょうど1時間くらいたってたような気がする。説明では「うとうとしながら」って聞いてたから、全部意識がなくなるとは思わなんだ…。

それからシーツごと持ち上げられてベッドに移しかえられて、回復室に移動してる感覚はあったけど、あまり記憶がない。普通の眠気と全然違うのね、麻酔って。いつも寝る前はそれまで読んでた本の内容を反芻したり、明日何しようかなと考えたりしながらいつの間にかぐぅって感じだけど、思考をぶっつり断ち切られて、考えることができないというか。不思議だった〜。

しばらくは身じろぎもしないで横になっていたけど、だんだん頭もはっきりしてきて、右奥歯のあたりが麻酔でしびれてるのが分かった。やっぱり局所麻酔もするのね。何も感じなかったけど、やっぱり抜歯というからには12年前のようにチュイーンと削ったり、ゴリゴリ押したりして外したのよね…ほんとに何にも感じなかったけど。

途中で時間が知りたくなって、右側においてあったバッグからケータイを出そうとしたっけ、右腕は点滴と何か固定されていて動かせないし、左手は動かせるけど洗濯ばさみがついてて、腕を伸ばした拍子に洗濯ばさみがずれて、それまで「ソ」の音だった私の脈が半音ずつ下がり、そればかりかクレッシェンドしてついにトゥッティでアラーム音!!びびってたら看護婦さんが飛んできた(;´∀`)スイマセン…

看護婦さんは洗濯ばさみを正しい位置に戻しながら、今2時ちょっとすぎだからあと30分くらいかな、と教えてくれた。なんか手術中も動いたらしく、ちょっと押さえたりしたそうな。歯茎の麻酔が効かなくてふんがーーーと暴れたのだろうか…何にも感じなかったけど(こればっか)暴れん坊ですまぬ。

かくして時間は経ち、もう帰っていいですよと言われ、起き上がる。
化膿止めの薬をもらって、痛かったら我慢しないで点滴に来てくださいとのこと。
それから抜いた歯はこちらで処分してもいいですか?と訊ねられた。乳歯ならば丈夫な永久歯が生えるための儀式をせねばならないが、親知らずなんてもう二度と生えてほしくないし生えてもこないので、あーお願いします、と即答。いちおう見せてもらったら、予想に反してけっこう大きいのが2かけら。上下2つに割って取りだすのだそうな。幅1センチ以上あったと思う。あんなもんが歯茎にン十年も埋まってたのか。

別に気分が悪いというわけではないものの、ちょっと足元おぼつかなくて、ほんとにこれでは車は運転できないなと思った。この病院では患者がカルテを受付に持っていくシステムなので、エレベーターの中でカルテを眺めてたら、「不整脈」と不安になる言葉が書いてあった。そういえば回復室にいるときも、時々モニターの「ソ」の音が途切れて、あ、私時々死んでる!と思ったわ。なんざんしょ。

帰りは危ないからタクシーで帰ってきなさい!と母に言われていたが、とりあえずバス通りの国道まで歩こうかなととぼとぼ。国道まではちょっとした登り坂があって、かんかん照りの中あれを登るのか…と気が遠くなってたらタクシーがナイスタイミングで坂を下りてきたので、迷わず手を挙げて乗せてもらった。
前回局所麻酔だけで抜歯したときは体中力が入ってクタクタになったのに比べ、今回はグーグー寝てただけなので、肉体的疲労は全然ないけど、麻酔の影響でやっぱりシャキンとはならないのだった。

このままタクシーで自宅の前まで乗り付けるのもいやなので、近くのセイコマの前で下してもらって、麻酔の効いた口でも食べられるゼリータイプのエネルギー補給なんちゃら飲料を買って、家までとぼとぼ。なんせ前日6時の晩ご飯以来なんにも食べてないので、何か口に入れたくて仕方なかった。チューブの先を口に入れてチューチューするだけだし、と思って買ったけど、麻酔がガンガン効いた口はチューチューするのも一苦労で、口角からゼリーがダラー…(ヽ'ω`) そして車が足の私が珍しくも徒歩でとぼとぼとでかけて徒歩で帰ってきたので、お向かいのS藤さんからお姉ちゃんどうしたの!!と探りを入れられ、タクシーで乗り付けなかった努力も水の泡に(;´∀`)誰もいないと思ったのに…お向かいさんは見た!

そうして早3日。昨日まではときどき口の中に血の味がしたり、ロキソニンを飲んでたりしたけど、平気になってきた。傷口に糸の感触がする。抜糸は1週間後にしてもらう予定になっている。ほっぺたは少し腫れているけど、まぁおでぶちんには大勢に影響もなく…。
かくして12年がかりで親知らず4本全部処分完了!こんなに痛みもなくできるなら、もっと早めにしてしまえばよかったかなと思っている。でもまぁあの歯医者さんのチュイーーンという音を想像すると、やっぱり積極的にはなれない、、、な。。。
posted by ぶらんか at 22:25 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月04日

親知らずの抜歯最終章

昨日、お昼ごはんを食べてたときだった。
なんかもろっと口の中で外れた感触がして、出てきたのが歯のかけら。
右の下の奥歯に穴が開いてたのは自覚してた。そこにだけ親知らずが残っていて、歯医者に行けば抜きましょうといわれるに決まってる。前回右の上の親知らずが虫歯になって抜いたときに(これはしっかり生えてるから麻酔を打ってぐりぐりすれば簡単に抜ける)、「下のは…イヤならやめときましょっか」っていう気弱な優しい先生だったので、ですよね〜といって逃げてたのだった。
(と、ここでこのブログの過去ログを検索してみたらば、「前回」とは2007年ではないかw)

痛みは何も感じないけど、さすがに欠けたままにはできず、すごすごと真駒内の某クリニックへ。急だったので診察券がない旨申し出て、たぶん5年くらい前だと思います〜…と言ったけど、8年前だったのか、、赤面。受付の人にも予診してくれた衛生士さんにもだいぶご無沙汰でしたねーと呆れられたのもむべなるかな。

例によってまずはレントゲン。
そういえば5月末に健康診断で胸の写真をとり、6月に咳の治療でもう一度胸、ついで腰痛で腰、先月は鼻づまりで鼻の写真をとって今度は歯かよ!放射線浴びまくりね。昨年末には足の薬指を骨折して通院するごとにレントゲンとったべな。このくらいじゃ体には何の影響もないそうだけど、お財布にはかなり影響がある。

そして診察室に通されると、歯科衛生士さんの言葉のアクセントが…あら、中国人なんだ。そうか、大きな病院だしきっと中国人の患者が結構来るんだろうなぁ。こんな時代がくるとはwでも丁寧に説明してくれるしかわいいから許す。なんか最近若い女の子がかわいいな〜と思うとやたら親切にしてしまうおばちゃん心理が働いて、自分でも驚いたりするけど、自分も若いころそうやって周りのおばさんたちにかわいがってもらったのだし、こういうのが年を取るというのなら、そう悪いことじゃないなと思う。

さて、その衛生士さんにも親知らず抜かないんですか〜?とプレッシャーをかけられ、えへへと笑ってごまかしていたが、先生に「虫歯になって欠けた奥歯の神経を抜いてかぶせるときに、隣の親知らずが邪魔なので抜きましょう!」とバッサリ斬られてしまった。今は静脈に点滴をしながらうとうととした状態で痛くないようにできますよとのこと。左の親知らずを取ったのは2003年、15年もたてば技術は進歩してるんだ。私は一向に進歩していないがw

しかし手術の予定は割と立て込んでいるらしく、一番早くて14日です、と。
えーと、14日は父の命日なのだが…同じ日に死にたくない…ポツリ
なーんてね。歯医者的にはそんなの知るかって感じだし。お盆またぐのもなんだかな〜と思って、14日にしてもらった。もう逃げていても仕方ない。麻酔の関係でその日は朝は絶食、帰りが危ないから車を運転してこないでくださいといわれ、弱る。このクリニックは真駒内でもかなり辺鄙なとこにあって、最寄りのバス停から長くて急な坂を下り、1キロくらい歩くんじゃないかなぁ。最近全然歩かないから時間も読めないな〜。

と、先生が複数の患者の間を行き来する間に衛生士さんと日程を決め、歯石を取ってもらい、麻酔をして虫歯の治療開始。例によって一回で麻酔が効かないので、2回打つ。打つ!でも昔は麻酔の注射も痛くなくなったものだなぁとびりびりしびれた唇から水をぴゅーと噴出させながら思う。(うがいも満足にできなくなるほど麻酔が効いてるw)麻酔が効いて痛くないとなると、好奇心がわきだしてきて、何かの道具で歯をぐりぐりするのと連動してレとかミとかの音がしてるけど、何を確かめながらやってるのかな〜とか、目と耳をキョロキョロさせてしまった。

歯医者ってやっぱり異空間。
1年以上更新をさぼってたけど、久々に書き付けておきたいと思ったもの。というわけで。
posted by ぶらんか at 21:49 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする