2012年04月26日

食べ歩きツアーに参加してみた

4月のある日、新聞の折り込みに日帰り旅行のちらしが入ってた。
余市・小樽食べ歩きツアー!!お一人様4400円。

近所の新聞販売店と旅行会社の企画で、石山・藤野の国道沿いの数か所から拾ってくれて、帰りもそこまで送ってくれるお気軽さが気に入って、ふと申し込む気になったのだった。主なイベントは余市のニッカウヰスキーの工場見学&試飲、小樽のホテルでバイキング、朝里川温泉入浴。 そんなに遠くないし、自分でもやろうと思えばできる小旅行だけど、車で行ったらウィスキーの試飲など無理だから〜うおー飲むぞー!!妙にわくわくして旅行の日を待っていた。

その前日にコンサドーレが川崎にサクッと負け…
食べ歩きツアーはやけ食いツアーに名称変更となる。

22日朝、いつもの時間に起きていつもの時間に出発。集合場所までてくてく歩いていると、いつの間にかバスに追い越されたらしく、少し待たせてしまった。添乗員さんは20代後半っぽい男の人で、ベテランバスガイド付き。
藤野〜石山〜常盤とたどりながらところどころでお客を乗せ…まぁ十分予想はしていたが、年配の人ばっかりで、最年少は当然20代の添乗員氏。ガンバレ!一見ボーっとした感じのお兄ちゃんでだいじょぶかな?ちゃんとしゃべれるかな?と最初は心配したが、時間がたつにつれポツリポツリと冗談も飛び出すようになり、おばちゃんは概して若い男の子にはやさしいので、バスの中はそこはかとなくふわとろだった。

常盤橋から再び北上して真駒内。行きは高速に乗るのでまっすぐいくのかと思いきや、アイスアリーナの手前で左折。えっ(クマが出たばかりの)小林峠経由で行くのか〜!宮の沢へ練習見学に行くのに通りなれた変わり映えのしない景色をしばし眺め、白い恋人練習場を左折して札樽道へ。練習場の駐車場は車が一杯で、グラウンドに誰かいたわ…バスガイドさんが「J1に昇格して今年は頑張ってくれると思ったんですが」…まるで全然頑張っていないかのような言い草をするなよヲイ。
この人きらーい!(おばさんはおばさんに厳しい)

高速に乗ってしまえば小樽など目と鼻の先。
9時半ごろ、最初の目的地の新倉屋さん@築港に着く。小樽では古い和菓子屋さんだそうで、お団子が有名なんだって。全然知らなかった。まだおやつには早い時間だけど、他にやることもないので、和菓子をひたすら買うw 店内の休憩所でお茶をもらって、買ったばかりのべこ餅をパクリ。うま〜!あとくるみ餅を買って帰って食べたけど、これもおいし懐かしかった。

食べ歩きツアーなので、イベントの後にはオマケがもらえる。
ってことでこちらがゲットした名物の三色団子w
securedownload.jpeg

さて、バスは5号線に乗って余市へ。余市なんて何年ぶりだろ…確実に30年は経ってるw その時の記憶では、果物狩りをして死ぬほどプラムを食べたのだが、4月中旬じゃ実どころか花すら咲いてない〜。

0422momoiwa.JPG
「桃岩」。昔は名前通りの形をしてたらしいけど、浸食作用でこうなってしまったとか。
もう少し先、積丹へ足を伸ばせば積丹ブルーと呼ばれる真っ青な海が見られるけど、ここらの海でも十分青くてきれいだった。けど、もう海といえば津波の恐怖しか思い浮かばない人が私を含め、バスの中にも結構いて、話し声の中から津波…地震…という言葉が聞こえてきた。小樽の運河沿いの観光地歩いてても、津波がきたらここはどうなるのかなって考えずにはいられなかった。悲しいね…。私ら南区民はここにいる限り、洪水や津波の恐怖とは無縁であるはずなのに、それでもこんなちょっとしたトラウマになってしまっているなんて。

車の流れは日曜日でもスムーズで、添乗員さんが想定してたよりかなり早くついてしまったらしい。レンガ造りのニッカウヰスキー工場!!予約していたガイドツアーまで時間があるので、最初に売店にいきましょってことで、ツアーの最後に寄るべき売店へまず連れて行かれたのだった。30分あまり、他にやることもないので、ただひたすらウィスキーを買う…とか無理だからw
飲みなれてるお酒じゃないし、銘柄の選び方とかガイドさんにいろいろ教えてもらってから買うんだったら買いたいじゃん〜といいながらウィスキーキャラメルとかお土産用のミニボトルなど買い物かごに放り込み、思うつぼにはまる。

そうこうするうちに時間がきて、もう一度バスで正面玄関に戻り、入ってガイドツアーの集合場所へ。建物へ入ると見慣れたおじさんが出迎えてくれる。
0422kingofblenders.JPG
すすきののアイコンともいうべきこのおじさん、改めて近くでよく見るとわりと愛想よさそうね…なんかもっといかついイメージを持っていたワ。キング・オブ・ブレンダー(King of Blenders)って名前なのも知らなかったって、それ名前っ?

集合かけられて、かわいらしいガイドさんの後をぞろぞろ…
工場見学って大好きなのである。今までで一番面白かったのは、大阪のナショナル(パナソニック)の蛍光管工場。機械がかっちゃんかっちゃん動いてるうちに製品ができてくるのは見てて飽きない…のは丸井さんのとうまんが原点なのは明らかではあるが、さて今回はどうだろう?

0422kansoutou.JPG
キルン塔。
ビートを燃やした煙で麦芽を乾かす(パンフから引用そのまんまw)

なーんだ外から見るだけか。てか中に入って燻製にされても困るよな。

0422joryutou.JPG
お次は蒸留塔。ここは中に入れた。伝統的な石炭直火焚きでアルコールを取り出します(パンフから以下略)。
火をボンボン燃やしてるだけあって熱い!そしてお酒の何とも言えない甘い良い匂い!!酔っ払いそう。蒸留塔のわきに石炭が山積みされてるのも、石炭投入口の鉄の扉も懐かしさで一杯。その昔母の実家にはペチカがあり、あんな感じで石炭燃やしてたのだ。しめ縄が各機につけられているのが興味深かった。洋酒工場でもさすが日本だな〜お酒作りには神様の力が必要だよねー。ちなみにしめ縄は樽の貯蔵庫の入り口にもしっかりしてあった。

そこから発酵塔、なんたら塔、なんたら…(←すでに理解を超えている)お酒作りって化学の世界なんだもん…。
あとは創業者の竹鶴正孝氏と妻のリタが住んだ家(リタハウス)とか、創業当時の事務所(小さい!)などをゾロゾロ巡って、団体行動を乱さない程度に添乗員さんにカメラおしつけて写真を撮ってもらったりなど。工場も住宅も明治の洋風建築で、いかにも北海道〜!って感じなのが気に入った。古い建物大好き。
0422litahouse.JPG
リタハウス。敷地内のそこここにウィスキーの樽がディスプレーされているんだけど、「危険ですから樽の上に上がらないでください」って看板が立っててワロタ。いるんだろうね、上るヤツ…。まぁその昔喜茂別の細川たかし像によじ登ったことがあるので、気持ちは分かる。

これぞウィスキーって感じの貯蔵庫の様子。
0422chozouko.JPG
が、見学コースのは中はカラw まぁそうだよな。人の出入りで温度や湿度が変わったら品質も変わってしまうだろうね。樽の中で熟成させている間に、ウィスキーの目方は半分ほどに減ってしまうんだって。

あとは工場内の博物館に通されて、資料やら一番最初に作られたウィスキーを眺めて、有料のテイスティングブースは通り抜けて(なかなかいいバーの雰囲気だった。応対してくれるプロの方の話は面白いだろうに、時間がないので素通り…)、いよいよ無料の試飲会場へ!!5年物のシングルモルトのなんちゃらというやつと、17年物の竹鶴と、リンゴワインの3種類が提供されている。3種類とも飲んでいいんだけど、お昼前で微妙にお腹すいてて、そんなにたくさん飲めないかなと思い、17年物のやつ1つだけチョイス。ウィスキーの飲み方も作法も知らないんですけど!でもだいぶ前に作ってもらったみたいに水でジャブジャブ薄めたら、味分からないよなーと思って、氷2個放り込んで、水はウィスキーと同じくらいに。

0422wisky.JPG
わぁおいしい〜!
今までウィスキー飲んでおいしいと思ったことなかったけど、これはいけるw 何がどうおいしいのかといわれると、説明できないけど…。前からワインやビールより、コニャックなどの蒸留酒の方が悪酔いしないし好きだと思ってたので、こりゃこのウィスキーはお土産決定だな!などと思っていたら、赤ら顔のおじさんに話しかけられておしゃべり。三重県からニセコなどを旅してまわっているそうな。欧米化されて以降のニセコには行ってないので、あんまり盛り上がらなかったけどww

すぐに出発時刻になり、竹鶴17年はゲットできずに(帰ってから買ってもいいよね別に…)バスに戻った。この時はさすがに車中にぎやかだったわ…へべれけ〜。車に戻ってパンフをみたっけ、お酒1に対して水は2、氷は3個ですと!私のんべぇでしたのね…。添乗員さんからはニッカウヰスキーのおじさん…いや、キング・オブ・ブレンダーのマークの入ったウィスキーボンボンをおまけにもらう。
P1040883.JPG
無料試飲コーナーのある建物と、ポットスチルのモニュメント。

何か特に動きのあるものを見る工場見学ではないので、面白さというところは微妙だが、蒸留塔の迫力とお酒の匂いは感動したわー。今度は個人的に行って、有料試飲してみたい!お酒がダメな人、アッシーになってくださいw
(でも振り返って良く考えると、お酒はまるでダメって友達いないんだなこれが…)

次は来た道を戻って小樽へ。
国道から見える余市の町は古い建物が多く、昭和の雰囲気。小樽に来て感じる懐かしさが余市にもあった。住んでる人には古ぼけて不便を感じるだろうけど、大事にしてほしいな〜と思った。

昼食はグランドパーク小樽でランチバイキング。吹き抜けの天井の高い開放的なレストランで、日本海が一望できる。けど、前述の通り海を眺めても楽しい気分にならないし、そこそこ混んでいたので、全然オーシャンビューじゃないテーブルについたところ、レストランの真ん中あたりにちょっとしたステージがあって、なんと、どっかのピアノ教室でピアノの発表会やってたw

子供のせっかくの練習の成果を、ホテルのレストランでBGMにしてしまうのはどうかと思うのだが、黙って聞いていればドラマのテーマ曲などの軽い曲ばかり演奏されて、BGM上等と思っている節がある。弾いてる子の背中が見えるポジショニングなので、いろいろ論評を加えずにはいられないわたくし。高校生くらいのお姉さん生徒は正直練習不足も甚だしく、いくら素人だからってそんなレベルで人に聞かせるな!と腹が立ってきたw いや〜私も美人でスパルタな先生に習ってたからさー(楽器の練習姿勢はMなんです)。ていうかどの子ももっとまじめにクラシック勉強した方がいいよ?きちんとした伝統的なテクニックがあれば、BGMっぽい取りとめのない曲も弾けるけど、その逆は絶対不可能だからサ…。まぁホテルのレストランでベートーヴェンのピアノソナタとか、発表会の王道突き進まれても困るわなw

バイキングはありがちなイタリアンがほとんどで、あまりバリエーションなく、したがって食指も動かず、小樽なのに海産物を使ったようなメニューがなくてがっかりした。ほんとにがっかりした。小樽に来て肉かー!!
食べ歩きツアーと銘打っておきながらこのバイキングはないわー(文句タラタラ

といいながら、満腹になるまで食べたのだが。デザートのケーキは大変美味でした。
次はバスで運河沿いまで送ってもらい、1時間ほど自由行動。旅行前には、せっかく小樽に行くんだからちょっとお寿司でもつまみたいなぁと思っていたけれど、北一ガラスのお店をぷらぷら冷やかしてソフトクリームを食べてたら、1時間なんてあっという間にたってしまうのね…。かま栄の売店では行列出来てて買い物もできなかった!
もう…札幌にもあるからいいです、別に。あげかまは入船市場のがおいしくて好きだけど、市場は日曜日は休みなのだ。

0422otaru.JPG
古民家を利用したレストランが…売りに出されてましたわ奥様!不景気なのね…。
大きい家だし、メンテナンスだけでも大変だと思うの。でもしっかり保存してほしいです。

ここでのおまけは北菓楼のシュークリームだった。もうお腹いっぱいだって…。

高速道路で朝里まで。いいねぇ、自分で運転したらこんなリッチなことできないw 
降りてほとんどすぐ、朝里川温泉の「湯の花」がある。ここでの所要時間はほとんど2時間だったのだが、長湯はしない私には時間が余って仕方なかった。こんなとこで2時間も使うなら、小樽であと30分でも時間とってくれたら、もう少しいろいろ見て回れたのに…と思いつつ、休憩所でぼーっとしてるのもなんだから、売店をひやかして普段なら絶対買わないようなせんべいとか買っちゃうんだな、これが。品ぞろえが上手いな〜参ったw ここでは特におまけのおやつは出なかったので、自分で調達しましたよっと。

他のお客さんも時間をもて余していたらしく、バスが戻ると同時に次々と乗り込んでしまったので、予定時刻より10分くらい早く帰途につく。みんな南区民なので、もう道道1号線を定山渓目指して走るのみ!以前は国際スキー場が営業してる間は通り抜けることはできなかったが、今は通年で通れるので楽ちん。市街地は根雪もなくなり、花の季節を待つばかりだけど、山に入ると雪がないのはアスファルト敷き詰めた道路だけで、あたりはまだまだ冬の雰囲気が漂っていた。国際スキー場も5月6日まで営業!…人はほとんどいなかったが…。

国際スキー場を抜けてしばらく走ると出てくるのが札幌市の水がめ、さっぽろ湖。思えばこんな季節に来たのは初めてだ。どってことのない人造湖だけど、なんか好きで、立ち寄ると必ず道路わきにつくられた展望台に入って湖を眺めるんだけど、バスはもう帰るのみといった雰囲気なので、降りることはかなわなんだ…。

0422sapporoko.JPG
0422sapporoko2.JPG
こんな季節でもまだ薄く氷が張ってる!!今年は寒かったんだね〜!

ここまでくればあっという間に定山渓で、定山渓を過ぎるともうすぐツアーも終わり。添乗員さんがご挨拶をはじめ、また機会がありましたら日帰りツアーやりましょう!というところで拍手。うん、体も楽だったしお値段もそこそこだし、こんなお気楽な企画があったらまた参加したいな。「で、その前に、今帯広に行くバスツアー計画してるんですけど、興味がある方、パンフいかがですか?」お、兄ちゃん、ぼーっとしてるように見えて結構営業うまいな! しかし綾小路きみまろのライブを見に行くツアーなんですとw いや、それはちょっと…ww


<おまけ>
ルートをブログに貼れないかな?と思って探してみたらこんなのが。
・行き


・帰り
posted by ぶらんか at 17:00 | Comment(0) | 小さな旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする